観て来ました!待望の『松子』!!

久しぶりにナビオの上階「
ナビオTOHOプレックス」へ。
ぎょぎょっっ!!えらく様変わりしているではありませんか!
(いかにいつもミニシアターばかりに行っているのかが露呈された~)
以前のエレベーターホール前のがら~んとした風景はいずこへ

朝一の上映を狙ってどんどんやってくる人の波にもまれながら、
とりあえず『松子』のチケットをGET。
チケット売り場は年配の方もたくさんいてはりましたが、シアター内に入ると、さすがに若い女の子のお客さんが多いわ~。。
…と、あれ?自分の席に座ると、すぐ前におばあちゃま

二人連れ。
な、なんで??(←松子のキーワード♪)
そしてぎりぎりで入ってきた隣の女性。朝食抜きで来られたんでしょうね。
おもむろにハンバーガーとスパイシー風味のフライドポテトを食べだしました。
視覚にはなんら害はないですが、嗅覚にあの刺激臭はキツかったな

上映時間中ずっとその臭いと戦っておりました。。はぁ~★
さてさて、本題の映画です。
原作を読んでかなりどんよりしていた私。
中島監督の味付けで、どう変身しているのか。
幕開けからどきどきです

そして感想。いや、これは、、良かった!
中谷美紀のサイバービューティー度を200%駆使しての魅せる

映像は、十二分に目を楽しませてくれました。

ミュージカル仕立て?の作りも、目に鮮やかな色彩の映像も、松子の惨憺たる人生を美しく縁取っていて、さすが中島監督



撮影中は監督の連日の罵倒に、美紀嬢が降板してしまいそうになる一幕もあったと聞きましたが、結果二人のタッグは大成功に終わったのではないでしょうか?
そしてキャスティングもなるほどの面々。
特に瑛太に目がない

私は、それだけで大満足してしまっていたカモ。。でも彼はどんな役をしてもリアルな感じがするんですよね。

…って、これも贔屓目?!
黒沢あすかさん演じる元AV女優沢村めぐみに、超!濃厚deepkissをがっつりとされるのですが。
その場面。。良かったなぁ~。

お色気ムンムンです

やさぐれヤクザを演じる伊勢谷クンもビジュアルは好きなんだけど。。
いかんせん滑舌が悪くて★

いつも何を言っているのか聞き取れないのが…残念

キャシャーンの時もそうだった。。あん時は要潤に軍配は上がったな。
好きなシーンは松子がトルコ嬢(!)になって成り上がっていくところ。
ボニーピンクの歌

と絡めて、いやはやスタイリッシュでございました。
ん?ボニーピンクってあんな芸風?やったかいな。。キャラ変更!ですか。
いや~かっちょよかったデス


そしてこの映画、是非原作を読んでから観て欲しいな、と思いました。
確かにめちゃくちゃどんより落ち込んで、読まなきゃよかった本第1位の座

に君臨しそうな勢いなのですが…
そんなどうしようもなく男の見る目がない不幸な松子が、映画によって再生されて天に召された。。
本当にそんな気がするのです。
かわいい甥っ子(瑛太

)ただ一人だけでも、松子の人生をわかってくれたんですものね。
よかった、良かった。。
これはほんと、不思議とハッピーになれる映画です。素晴らしい!!
それと、よりDEEPな内容を知りたい方、
イラストレーター・ハセガワアヤさんのブログを是非ご覧下さい。
なるほど!の松子評をされています♪
私の感想もかなりかぶり気味。。失礼しました。。
追記
今朝からスクワットを始めた私。その謎は映画で解いてネ(笑)
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