今年初めての落語会。
【林家一門顔見世興行】~がんばる林家~
当日4レッスンを終えて、繁昌亭へと。ようよう開演に間に合いました。
ぎりぎりの到着(席に付いた瞬間に一番太鼓が鳴り響いた!)
で、一人落語だったこともあり、気楽に一階最後列に着席。
それでも舞台上の演者の方の手ぬぐいの柄まではっきりわかります。
バカ視力(昔は裸眼で2.0 今も1.5はある)だからですが(^_^;)
でも臨時の座席(パイプ椅子)でしたので、後半はオシリが痛くなった~。
さて、この日の演目は。
*林家 染太 「いらち陣」
*林家 笑丸 「夢八」
*林家 染左 「豊竹屋」
*林家 染弥 「立ち切れ」
~中入り~
*林家 竹丸 「立候補」
*林家 小染 「欲の能鷹」
笑丸さん。不思議~な、ちょびっとアヤシイ雰囲気をお持ちです。(褒め言葉です。)
なんせマクラで全然声を張らないところから…ツボ。
フツーに友達同士で話してるテンション。でもおもしろ~い。
噺に入ると、しっかりメリハリ。う~ん、これはくせになりそう。
ウクレレ落語やアクロバットかっぽれという笑丸さんオリジナル技も、拝見したいものです。
それと染左さん。
かい枝さんの独演会で拝聴させて頂いた時も、
柔らかな物腰でお客を迎え入れてくれる雰囲気に、ほぉ~ と思いましたが。
「豊竹屋」の浄瑠璃も達者に演じられて、この日一番笑わせて頂きました。
染弥さんは、「立ち切れ」のネタ下ろしの為にコーディネートされたといういでたちで登場。
黒の紋付羽織に、黒地の小紋。角帯は蜘蛛の巣柄。
お洒落です。
落ち着いたお話しぶりのマクラから、いざ「立ち切れ」。
染弥さんは女の人を演じるのがお上手なので、
小糸のおかあはんの長台詞もぴったりはまってはりました。
話の結末をわかっていながらも、さげの一言の後は胸に迫るものが。。
落語ってすごい。
笑わせたり、泣かせたり、たった一人でのパフォーマンス。
もちろん総合芸術として、周りの方々とのコンビネーションも必要なのでしょうが。

帰宅後、空白だった演目表に演目を書き入れながらようやくこの日初めての食事。
朝の準備が遅れたので、何か口に入れることも出来ずレッスンに入ってしまったのです。
とりあえず水分補給だけはレッスン中にさせてもらいながら、夕刻には繁昌亭に駆けつけたわけで。
さて、何を食したか。
朝食にしようとしていた、つぶあんデニッシュでござい☆
このあとこの日のキモノへ続きます。
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