事始めの13日、桃葉ちゃんが賑々しく
【第一回 2007 キモラク☆アワ~ド】の
結果を発表してくれました。
キモラクメンバーのそれぞれのセレクトを、楽しく拝見。
いつもこんな楽しい企画を立案してくれる桃葉ちゃんに感謝☆です。
でも、実際、こんなにも落語初心者の私が、選出させて頂いていいのか。と、躊躇したのですが…。
落語を楽しもう♪というキモラク精神に則り、初心者の視点で記録に残しておいてもいいのかも と、
僭越ながら参加することにした次第です。
そこでこちらでは、マミ選としてエントリーさせて頂いた方々の選考理由を、
つらつらと書き綴っていこうと思います。
◆爆笑部門 桂雀三郎「くやみ」・桂かい枝「勘忍袋」
雀三郎さんは、もう出てきはっただけでツボにハマッてしまう反則気味のお方。
なにせ「焼~き肉 食~べ放だ~い♪」(ご存知?)の頃から大好きだったので。
ちょこっと阿保な役柄が、なんとも言えず愛らしい。思わず発禁(!)の引き笑いもでてしまう。。
こんな人がお父さんやったら。。ちょっと困る(笑)
かい枝さんは、いつもまくらからぐぐ~っと引き込まれる。
いくぞいくぞ~ とわくわくさせてもらいながら、一気にthat's かい枝 worldへ☆
お人柄のよさも手伝って、もっともっと色んな噺を聴いてみたくなる噺家さんです。
◆技術部門 桂吉弥「七段目」
テレビでもお馴染みの吉弥さん。
キモラクメンバーは、吉弥さんの落語会にはよく足を運んでいるようですが、
私は残念ながら都合が付かないことが多くて、拝聴の機会が少ないのです。
でも、やはり流石のおはなしぶり。お上手な語り口で、そしてきっちり笑いも。
芸達者という印象です。
◆新人部門 桂さん都「動物園」
「動物園」をのびのびと演じておられた、入門5年目というさん都さん。
まくらの部分も、年配のお客さんからしっかり笑いをとっていて、達者な印象を持ちました。
ちょっと甘いお顔立ちで、女性から人気が出そう☆
◆ホロリ部門 林家染二「貧乏神」
はめもの噺『稽古屋』も素敵だった染二さん。流石林家一門。
しゅっとした容姿とは裏腹に、その表情の多彩さといったら!
人の良い貧乏神のお別れのシーン、じーんときました。
◆色っぽ部門 林家染弥「おごろもち盗人」
ブログも楽しい染弥さんの独演会での演目。
引き戸を建て付けている地面を掘って、内側から鍵を開けようとするんです。盗人が。
そのポーズ。肘から下の腕が着物からすっと見えている。
桃葉ちゃん共々、そこに惹きつけられてしまったというわけです。
おかみさんのお咲さんの口調も、色っぽかった☆
◆審査員特別部門 桂三象「三象踊り」
いわずと知れた 飛び道具・秘密兵器・最終兵器 三象さん。
色々と愛すべき呼び名はございますが。
面白すぎて必死で笑いをこらえる という、摩訶不思議な状況に陥ってしまった三象踊りは、
私の演芸鑑賞史上に残る、珠玉の作品となることでしょう。
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ということで、今年ももうあと少し。
落語のおかげで、いつもに増して笑いに溢れた一年になりました。
来年のキモラク☆アワ~ド選考時までには、もっともっとたくさんの噺家さんの高座に通いたいな。
と思う私なのでした。
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