着せ付けレッスンのNさんは、柔らかもんに初挑戦。
重た~い着物は、いつもと勝手が違って少々大変。
この日は上前の幅の決め方をポイントに説明させて頂きました。
全体のシルエットを形作る箇所なので、びしっと着せ付けて差し上げたいところです。
柔らかもんの裾合わせは特に難しい。
でも上半身はいつものように綺麗に出来ました~。

衿元きっちり。品のある美しい仕上がりです。
淡い色目の着物に、濃い色の帯。華やかに引き締まった感があって、いいですよね。
当初こちらで用意した帯締めの色目が今ひとつでしたので、後ほど締め直しました。
Nさん、いかがでしょう?
お太鼓はこんな。

Nさんは月に一回のペースでのレッスンでお越しくださっております。
少ないでしょうか。と心配なさっておられましたが、
その分ご自宅でお時間のあるときに自主練して頂ければ、手が忘れることもありません。
(Nさんはボディーをお持ちなので)
復習なくして上達なしです。
さて、来月は振袖に挑戦してもらおうかな。お楽しみに♪
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ハジメテコース最終日となったFさん。
総復習の回であります。
柔らかもんと二重太鼓は、結婚式参列の為、猛特訓してくださっておられましたので、
この日は一重太鼓・角出し・半幅帯バリエーション(全6種)をざざーーっと。
ん??ざざーーっと。。のはずが^_^;
あまりにも二重太鼓に力を傾けすぎたせいか、一番初めに覚えた一重太鼓が危ういことに。
角出しも然り。。
半幅帯も、やはりご自身が好んで結ばれるものだけイキノコルことになります。
が、ここは頑張って思い出して頂きました。
これだけやりました!という証しのために(笑)
お帰りは矢の字で。

紅葉柄の半幅。
片面はシックなマロン色。
紅い皮製の帯締めが効いてますね。

さて、総復習も終えて、もうこれでお別れ。。
この時はやはり寂しい気持ちになるものです。
すると「引き続き着せ付けレッスンを。。」とFさん。
結婚式でのばっちり決まったフォーマル着物姿をご覧になったお母様から、
今後の着付け依頼があったとのこと。
ということで、次回からは着せ付けコースにおいで下さる予定です。
お待ちしております♪
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週末から調子が悪かった声も、ようやくまともに聞き取れるようになりました。
本当にかなり酷い状態で、でもただ声が出ないだけでしたので、
自分の激しいしゃがれ声に「佐清や~♪」「母さん!」などと犬神家ごっこをしていた私。
もちろん娘たちからは冷たい視線。。
現在も、元通りとはいかず、例えるなら葛城ユキくらいでしょうか。
(分かる方は限られますね。。)
この仕事、しゃべれないと
どんなりません(どうしょうもない)。
プロの皆さまは、どのような健康管理をされていらっしゃるのでしょうか?
今パッと思いついたのは。噺家さん、シンガーの方。
やっぱりうがい&気合(!)かな??
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