阪堺線塚西駅前にございます『
壽光寺』さん。
こちらで彼岸寄席なるものがあるということを、
雀さんの会の時にもらったチラシで知り、
またまた『ひとりキモラク』してきました。
自宅最寄駅からチン電に乗ること15分。
駅を降りたら見えてきました、彼岸寄席のノボリ。

社務所で受付を済ませ、向かいの本堂へ。
のんびりムードが漂っております。

お客さんは、やはり!というべきか、9割が檀家さんかも??という集まり。
今まで行った落語会の中で、最高平均年齢でした。
でも若い人より、よう笑いはる!
笑いは元気の源!お元気そうな皆さんにあやかる為にも、負けずに(?)笑うわよ~♪
と、そんなええ雰囲気の中の番組は。
・桂さん都 「動物園」
・林家染二 「稽古屋」
~中入り~
・林家染二 「貧乏神」
さん都さんは、
都丸師匠のお弟子さん。
入門4年目のフレッシュな高座を聴かせて頂きました。
林家染二さんは、シュッとしたダンディーな容姿が、気になっていた噺家さんで。
「稽古屋」のお師匠はんの唄や踊りの場面。
流石
染丸師匠の筆頭のお弟子さんだけあって、お囃子の入る噺も華やかに演じられます。
「貧乏神」も、ミスターオクレ(!)を彷彿させる哀愁溢れる神さんに、ついつい感情移入。
人情噺、いいですね。
そうそう、この会は彼岸寄席と銘打つだけあって、中入りにはおはぎをふるまって頂きました。

大きなホールでの会もいいですが、私はこんなこじんまりとした落語会が好きですね。
まさに庶民の娯楽 って感じがして。
しかもこんなにも身近で、こんなにも素晴らしい芸を堪能出来るのですから。
来年の春の彼岸寄席にも、是非伺うつもりです。
(毎月やってくれはったらええのにな~)
この日のキモノ。
ようやく単衣物でもダイジョウブかしら。。と、袖を通したのは。
ザクッとした織が気持ちいい、麻混のような着物に、木綿の半幅帯。

トーンが単調だったので、赤の角通しの足袋で遊んでみました。

さて、このあと。。
繭堂さん主宰の『繭茶会』へと、向かいます。
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