ネットで落語会の日程を、ほけ~っと見ていたら、ふと目に付いた『堺』の文字。
地元(堺東)の『
うどんちり利九』さんでの落語会。
おおこれは!と、行って参りました。
開演15分前に家を出て、自転車でぷらっと。

開演5分前に到着。
3階の会場には、すでに50名(横に5名づつで、10列)程のお客さんが陣取って、満員御礼。
見渡す限り、年配のオジサマ率がやはり高し。
皆さん『通』そう。。
ぎりぎりに滑り込んだ私は、一番後ろに座ることに。(それでもとっても近い!)
舞台袖がない設定なので、噺家さんは一番奥の高座まで、
お客さんの間(いわゆる花道?)を通って行かれます。
なにやら後ろでモソモソ?!と思ったら、出囃子の音をCDデッキから流す為、
スイッチの操作を噺家さん自らされていました。(アットホームです~)
まずは桂吉坊さんの「泣き塩」から。
昨年の「
スイーツ寄席」と、今年に入ってNHKの公開録画で、落語を拝聴。
「
地獄八景浮世八景」では、役者さんとして活躍されているところも拝見させて頂きました。
とってもお若くって、その上実際のお年よりも、もっとお若く見えるのですが。
安定した噺ぶりで、本当にお上手。
お顔立ちとのギャップもまた魅力なのでしょうか。
もっと色んな噺を聴いてみたいなぁ と思いましたねぇ。
お酒もとってもお強いと伺っております。
それもギャップ!素敵♪
桂わかばさんは、一見南光師匠によく似ていらっしゃいますが、
もっと優しく・おっとりとした佇まい。
けちな大店の旦那が、三人の息子に自分の葬儀のやり方をたずねる
(この演目、なんていうんやろか。。) という噺を、
そのほわ~んとした雰囲気でやりきられました。
トリの桂米平さん。
どっしりとした体格が、トトロみたい~ と思っていたら、
なるほど、子供さん向けの番組に出演されたりしていらっしゃるとのこと。
ピンクの縞のPOPなお着物が、ようお似合いでした。
噺も「花筏」というお相撲さんのネタで、臨場感も更にアップ!
そして、噺が終ったら、1階の店内でお蕎麦を頂きます。
こちら、落語三席に、お蕎麦付きの会なのです。
今回は『松茸蕎麦』
おだしが美味しかった!

高座はこんな雰囲気。

寄席後、お食事会が始まるらしく、皆さんあわただしく準備に取り掛かられているところを、
お願いして撮らせて頂きました。
吉坊さんは袴をお召しになられていたので、なにか舞われるご予定だったのでしょうね。
次回は11月17日に行われる利九寄席。
笑福亭たまさん・桂雀々さん・桂米平さんの出演です。
そしてお蕎麦は。。かき蕎麦!!
楽しみ~♪
この日のコーデ。
あまりに蒸し暑い一日でしたので、勘弁!とばかりしじらを。
市松半衿に、甘めの色合いの半幅帯。

矢の字にするつもりが、この帯短くって(>_<)
成り行きまかせ(笑)に結んだのがこちら。
名付けて『矢の字文庫』
(てきと~なネーミング(^_^;))
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