お天気にも恵まれた今日、早朝から着付けのお仕事のあと、バタバタと自分の準備。
事前のコーデを急遽変更したので、よけいにおおわらわでございました。
突然、「帯付きスタイルでは絶対寒いよ~!体育館冷えるよ~!」
と、神の声(?(笑))が聞こえまして。
絵羽織を着ました。
黒地に梅の柄。
ぐーんと枝を伸ばして咲き誇っています。

60~70年代は、黒羽織・絵羽織が大流行。
わたしたちの母世代は、皆制服のように着ていました。
ただやはり、正装とは言いがたい ということで、徐々に下火になっていったようです。
でもこの母の絵羽織、着る機会をつくってあげたかったのです。
卒業式の寒さには、羽織は持って来いだしね。
そしてその下の着物をどうするか。
色無地を合わせたら一番手っ取り早い?のでしょうが、
手持ちの色無地は、なぜかものっそピンク(笑)
染め直ししようと思い、そのまま置いてある状態。
叔母から貰った着物の中に、何かないやろか~ と探したところ。。
ありました!
レンガ色の江戸小紋。
これなら、昭和コーデにぴったり♪
あるもんやな~。。と、悠長にしているヒマはなし!
なんとか式に間に合うように、仕上げることが出来ました。
写真で見ると地味目に見受けられますが、なかなかどうして。
卒業式にはぴったりではないの~。落ち着いた奥様風に見えるし(*^_^*)
と、また自己満足(笑)
半衿はふくれ織り。もちろん白です。

これ、帯付きだと自分ではほんまにアリエナイ組み合わせでイヤ~★
でも黒羽織・絵羽織は、そんな派手目?な小紋を落ち着かせる役目だったので、
これでイイノダ。と言い聞かせるワタシ。
でもやっぱりアリエナイ(>_<)

帯と帯締めは
長男の入学式と同じもの。帯揚げはカラシ色の絞り。
230名あまりの生徒数に対して、着物姿の保護者は私を入れて3名のみでした。
他の皆さんはダークスーツ。
親の方が華美になるのもどうか…とも思いますが、
もう少し着物人口が増えて欲しいな~と、心底感じましたねぇ。
日本人なのですから…
さて、午前中に式を終えて、午後からはフリー。
コーデをマイナーチェンジしてお出かけ。
このあと続きます。。
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