前出の銘仙コーデに、もうひとパターン加えてみました。
市松半衿はそのまま。帯をツバキと蝶柄に。

石目地に手描きで描かれているので、ざらついた質感がおもしろい。
帯揚げ(スカーフ)と帯締めのピンクを差し色に。

そして今回、ぐぐっと半衿を出しています。
アンティークな着こなしの場合、ぽってりした刺繍半衿をたくさん出すのがカワイイ☆
豆千代さん本を見る度、「あこまでよう出さんわ~」と思っていたのですが(^_^;)
どうにかこうにか出せました!
ここまで出すには衣紋もぐいっと抜かねばならなくって。
そして、現代の着付けのセオリー、
衣紋の襦袢衿は着物より控える。は無視(笑)
仕上がりはこんなです。

確かに「かわいい

」と思ったアンティークキモノ女子の着こなし、
前も後ろも半衿たっぷり見えて(見せて)いましたな。
これが昭和(戦後)になると、当時のファッションリーダー中原淳一氏のイラストでもわかるよう
白半衿をまるでスタンドカラーのシャツをinする書生さんみたいに
少しだけきりっと覗かせる着こなしが流行するんですよね。

と、少々横道にそれましたが(^_^;)
そしてもうひとつ、番外編コーデ。
同じ帯で先日出かけていたのですが、画像を残していなかった為、
ボディーに着せてみました。
叔母(お洒落番町

の)から譲り受けた塩沢紬。
ミッソーニ好きだった叔母らしい、綺麗な色合いの織りです。
長春色の縮緬帯揚げに丸組みの帯締め。
前帯の柄は少しずらして。。


半衿はふくれ織りで銀糸が織り込まれたもの。

暖冬ということもあり、もう気分は春なんですよね~。
なので、手に取るものもついつい明るい色目が多くなります。
早く帯付き姿で出歩きたいなぁ。。
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