ツバキ庵では出張スタイリングも承っております。
手持ちの着物や帯、帯揚げ帯締めの組み合わせがいつもワンパターンになってしまう。
自分にどんなものが似合うのかよくわからない。
などなど。
お手持ちのアイテムの有効活用をお手伝いさせて頂きます。
ということで。
Hさんのご依頼によりご自宅に伺って、たくさんのお宝からいくつかスタイリングをご提案。
アンティークのお着物ならこの紫系統のお色がお好みのよう。
今まで合わせたことのなかったという孔雀の羽根の帯で、華やかに。
こんな時は小物も強めの色で引き締めたいところ。帯揚げ・帯締めにはビビッドな色目のものが◎。
お手製のぷっくり丸ぐけがアンティークらしさをより強調。
濃紅(こいくれない)の帯揚げを使うなら、
浅葱(あさぎ)色の帯締めが欲しいかな と帯揚げで想定。

現代もののベーシックな紬には同じベージュトーンのダイヤモチーフがモダンな帯を。
悪目立ちせず爽やかに差し色となる
若苗(わかなえ)色の帯揚げに、
一度も使ったことのなかったとおっしゃる多色組みの帯締めを。
頂きものだという帯締め、道明さんのものでした。素敵!

お気に入りの小紋には同じくこれを合わせるのが定番という昼夜帯を。
ただ今まで組み合わせたことのなかった小物を合わせました。
帯揚げはお手持ちアイテムの中では初使用。
地味過ぎてどう使えばいいのかわからなかったとおっしゃいます。
敢えて目立たない色目で溶かしこんで、帯締めの赤で締めるという方法。
こうすると。 使えますよね。
(この手法。私の中では七緒方式☆と呼んでます。)

もうひとパターンは、あったらいいなをまたまた想定。
帯締めの赤を帯揚げに持って来て、シルバーグレーの帯締めを合わせると、
ちらりと覗く深紅がいいアクセントになるのでは♪とワクワク妄想(笑)

まだ二十代のHさんにはこんな可愛い組み合わせもお召し頂きたい。
錦紗のおさんぽ着には花びらの地紋に蝶々が飛んでいます。
メルヘンタッチな八寸帯にシャーベットカラーの帯揚げと帯締め。
締めはビーズのミニポーチ。うん。春になったらコレね!

そしてお気に入りの大島には光沢のある深紅の帯を。
帯締めと帯揚げは真っ白ではなく、ほんのり生成りがかった色目を。
少ない色数でインパクトの強い、女っぽいスタイリングが出来ました。
この時は真っ赤な紅を差すことをお忘れなく。

伺って2時間半。それこそ組み合わせは無限大に出来あがっていったのですが、
その中でも気に入ってくださったものを写真に残しておきました。
自分一人だとどうしてもお決まりになりがちなコーディネートも、
他の目が入ることで今まで思いもよらなかった組み合わせが発見出来るんですよねー。
私としてもお伺いして目新しいものを拝見する楽しみもあり、
出張スタイリングは本当にテンションが上がります。
着付けが上手く出来るだけではなく、自分をよりよく見せるスタイリングもやっぱり重要。
一緒にもっと素敵な着姿を探し出しましょう☆
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出張スタイリング 1時間 5,000円(時間延長可)
プラス交通費実費
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