梅田ガーデンシネマで9月1日まで上映予定の
「王と鳥」を観て来ました。
宮崎監督好きな私としては、是非押さえておきたい作品。
だって
高畑勲、宮崎駿をアニメーションへと誘った不朽の名作。
ジブリの “原点”とも言うべき映画。という謳い文句で宣伝されているんですもの。。
10:30からの上映に間に合うよう、洗濯物も干さずに(娘たちに任せて

)
一路ガーデンシネマへ。
梅田駅からの地下道が、また妙に長いんです★
いつも途中で酸欠になりそうになる私。。
なんとか劇場フロントに到着してチケットを買う為並んでいると、
前の親子(たぶん私と娘くらい?)が何やら相談中。
耳をそばだてると、どうやら「王と鳥」のすぐ後に上映される
「ハチミツとクローバー」と続けて観ようかどうか迷っている様子。
結局2本立てで買ってはりました。
すごーい!もう今の私にはそんな気力・体力ない~★
2本・3本立ては東映まんが祭り(笑)止まりやわー と心底思った次第。
とりあえず「ハチクロ」はあんまり興味がないのでノレなかったのかな?
ラブリー

過ぎてダメなんです。
「NANA」も然り。
少女漫画があかんのかも。と最近気付きました。
なんせ「
絶望先生」でウケまくっている私なもんで^_^;
…と、えらく前置きが長くなりましたが肝心の本編。
映画に纏わる話などは
公式ホームページを見てもらえばよろしいかと。。
その中の太田光(爆笑問題)のコラムと高畑勲監督との対談がおもしろかったですね。
制作側でトラブルがあった為、1953年にフランスで公開された
「羊飼い娘と煙突掃除人」(邦題「やぶにらみの暴君」)を、
1967年から12年かけて前作の約半分を作り直して
1979年にようやく納得のいくものとして公開したという曰くつきの作品。
そういう背景があったからか、決定的に絵柄が違う部分があからさまに。。
同じシーンでも描かれる人物のタッチが違っているのです。
古いアニメでは黒目がベタ塗りされていないシーンが出てきたり、
(タンタンでよくある(笑))急に絵の遠近感がなくなったり(妖怪人間ベムでよくある(笑))
結構ラフな作り方してたんだな、と感じることがありますが。。
こちらはいかにも切って貼って継ぎ足して。。と大変な作業だったのが
手に取るように解るところが、なんとも★★★
ストーリーに関してはどうも深読みするのが不得手なもので、
これは9.11のテロを表しているように感じる…とか
王の隠し部屋が現代の『萌え』に通じる…とか
そう言われてみればそうなんかな~
と、ぼんやり感じる程度でございました。
確かに50年以上前のアニメーションとは信じがたい
奇想天外なアイデアの連続でほおぉ と感じたり、
明快 というよりもちょっと意地悪な感じの笑いがツボだったり、
おもしろい映画でした。
ただ、ただ。。
主人公の王様。
保●尾田保●男に見えてきちゃって(>_<)
見れば見るほど。。
あぁ、やだやだ。自分の思考回路が。。
パンフは買った。一応。
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