「着物、暑くないですか?」
この季節、キモノ姿でいると必ず尋ねられます。
「い~え、想像するほど暑くないんですよ~

」
と、にっこり涼しげにお答えする私ですが。。
炎天下の下を歩いていれば確かに汗をかきます。
アスファルトの照り返し、尋常じゃないですもんね。
まあ、そこをいかに無理してないように見せるか

それが夏着物を着こなすポイントですよね。
私の場合『気合!』(笑)ということも大きな秘訣となるので、
それが皆様に該当するか否かはさておき。。
着物の場合、どうしても帯周りが幾重にもなり、暑さの要因となります。
特にお太鼓をすると「帯枕」という大きなハードルが出てきます。
背中にピタッとあのサイズのものがくっついているのは、かなりの負担です。
そこで

枕の素材を変える、という技。
聞くところによると「へちま」や「ミニタオル」を
ガーゼにくるんだりしておられる方もいらっしゃるとのこと。
確かに通気性・吸湿性良いですもんね。
あとはお太鼓→角出しにシフト でしょうか。
角出しは「銀座結び」とも言って名古屋帯を使った角出し風の帯結びなのですが。。
銀座のお姉さん方が結んでおられたことから名称がついた、『粋』系結びです。
帯枕を使わないので、背中の涼しさが違う!のです。
ぷっくり下ぶくれ♪

横から見るとこんな。。

帯締めは帯下から斜め上に。

お太鼓の四角いフォルムと違い、ほんわり女らしい雰囲気が出るような気がするのですが。。
いかがでしょうか?
先ほど今年初めて蝉の鳴き声を聞きました。
一気に汗が吹き出る思いに

でも、でも、日本の夏をキモノで乗り切ります~。
…ムリをしない程度に。。
- 関連記事
-