最近ある方から頂いたメールの文面。
まるで宝石箱のように美しい言葉が並んでいて。
そこにしっかり思いも刻まれていて。
読みながら心が躍るのを感じました。
素敵な文(ふみ)を頂くのは、本当に嬉しい。
そんな私はといえば…
日頃ブログを書き綴ってはいるものの、
自分の語彙の少なさに落ち込むこともしばしば。
気持ちを言葉にする
そしてそれを読み手に伝わるように書き記す
大変難しい作業です。
美しい日本語を澱みなく使えるようになるには、
美しい文章を読む・聴く・話す。
これが必要。
二十数年以上も前に買い求めた単行本を引っぱり出して、ただ今読み進めております。

すっかり陽に焼けて表紙が…
この中の「女生徒」
これが好いのです。
初めて読んだのは、丁度この女生徒世代。
太宰治ってヒトは、なんて女学生の気持ちがわかるおじさまなんだろう!
と、感じたものでした。
落ち込んでおセンチになったと思ったら、
すぐにケロッと立ち直る。
万華鏡のようにくるくると自分の景色が変わる、みずみずしい女の子。
エゴイスティックなところもまた可愛い。
嬉しいことに今現在読んでも、「うんうん。わかる。」と共感出来ました(笑)
文章の表現の豊かさとも合わせて、とっても面白い。
本当に太宰の表現は好きだ。
滑稽に落とすところが大好き。
あ、なんだか「女生徒」モードになってきている。(笑)
結局これを読んだところで、美しい日本語を使えるかと言うと。。
どうだか。
とりあえず。こちら、お気に入りのブックカバー。

ヲトメでしょ
- 関連記事
-