ツバキ庵から徒歩2分ほどのところに在る「
水野鍛錬所」。
1872年創業の包丁屋さんです。
法隆寺の五重塔に魔除け鎌を奉納したり、河豚引包丁を開発し世に広げたり
と、その由緒正しい歴史は
HPにてじっくりご確認くださいませ。
その水野さんで古式鍛錬の実演を見学出来る!というので、
いそいそと行って参りました。
初めは店頭でご主人がざっくりと刀鍛冶について説明してくだいます。
実際色々な包丁を見せて頂いて、触わらせて(持たせて)もらったり。。

ご主人男前でした☆お話もとってもお上手。
そしていよいよ工房へ。。
刃物を作る際の、一番最初の工程を見せて頂きました。



凄い迫力。
火の粉がキラキラと舞い散って、とっても綺麗

でした。
職人さんの中には外国の方の姿も。。
鉄を使ったアートを作る為の修行なのかしら?
そしてもちろんこんな設備も。
鞴(ふいご)です。(奥にある方)

見学後は皆さんお好みの包丁やら、はさみやらをお求めになられたり。
私は奥さまと大奥さまと、キモノ談義。
こんなにもお近くなのに、お目にかかるのは初めて。
ですので、かなり緊張しながらお話していたのですが、
奥さまはすでにツバキ庵のブログをご覧頂いていたそうで。。
いやいや。その方が余計に緊張しましたわ(笑)。。恥ずかしい(>_<)
昨年行われた堺文化財特別公開の見学会には、
なんと一日で1,000人(!!)近くの見学者の方がやってきたとのこと。
そう。昨年その光景(長蛇の列!!)を目にした私は、当日の見学をあきらめたのでした。
今年の特別公開は
11月9日。(お寺関係の一般公開は10月31日~11月9日)
鉄砲鍛冶屋敷や、薫主堂さんなど、ツバキ庵のご近所さんが参加されます。
皆さま、堺の良さを十二分に満喫するチャンスですわよ(*^。^*)
詳しくはこちらをご参照くださいませ。
堺文化財特別公開
http://www.city.sakai.osaka.jp/kanko/h20tokubetukokai.htmlそれにしても。
職人さんて素敵ですね。
白衣萌え

この日のキモノは。。
あくまでも見学させて頂く身ですので、極力地味目に。
紺地の唐草模様のようなウール。

わかりにくいですが、こちらおはしょり出ていません。
身丈が短いので、ちっちゃいおはしょりを帯の中に内蔵(笑)しております。
こんなのもありですよね。
衿元はこちら。
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