いよいよ夏本番がやってきます。
皆さま、夏のキモノにしり込みしておられないでしょうか?
はっきり申し上げて。
夏場のキモノは。
暑い!!です。
それをいかにして少しでも快適に過ごすか。
まず。普段ガーゼの肌襦袢をお召しの方は、さらし もしくは 麻素材にチェンジ。
ガーゼの肌襦袢は、意外や意外、ほんわかあったかくって、冬向きなのですよ。
でもワタクシの場合、キャミソールのみにしちゃうことも多し。
裾よけ。こちらはすべりがよくって涼やかな肌触りの、ベンベルグの壁絽がお勧め。
ベンベルグ・壁絽裾よけ
ですので、夏の襦袢は、この壁絽の二部式を着用することが多いです。
こんなの。

身頃部分はさらしです。
あくまでも素材は、
ベンベルグ キュプラ100%こちらをお求めくださいね。
夏用の
ポリエステルの絽の襦袢は…暑いです。
滑りやすくて着崩れも心配。。
そして。常日頃愛用の筒袖半襦袢。

こちらはクレープ素材のものにすると、涼しさアップ!

わ、わかりにくい…
おじいちゃんとかおばあちゃんの下着で、しぼのある アレです。
それこそステテコもクレープ素材が涼しいかと存じます。
が!
な~んかモコモコする気が しないでもなく。
ワタシ、ステテコ自体はくことがないんですよね。
キモノびとは、愛用される方多しですが。
というわけで、ローライズのレースのものを身に付けています。
下着のラインを見せたくないので。(ヒップと太ももの境目ね。)
あ、タンガタイプも◎ですね。
それからキモノ。
ポリの絽の襦袢と同様に、仕立て上がりの
ポリの絽着物。こちらも暑さは否めません。
一見涼しげに見えるんですけどね~。。
ポリでありながら の、お勧めは
ポリの紗紬。
何枚か持ち合わせておりますが、これは本当に涼しく着ることが出来ます。
船場センタービル内はもちろんですが、ネットショップでも、
上手に探せば5,000円前後で中々のものが見つかるはず。
経験上、イチマンエン出せば、結構いいものが手に入るかと思われます。
しじらも涼しい。木綿なので気楽にカジュアルに着ることが出来ますよ~。
もちろんご予算に余裕があれば、襦袢は麻のものがベストですね。
キモノも宮古上布なんか。。はぁ~。いいですよねぇ。。
夏の着物姿は、見る側からすると涼しげに見えるそう。
絽 やら 紗 やら 羅 やら。
あの透け感がそう思わせるのでしょうね。
そんな『粋』を感じさせる為に、少しでも汗を流すことなく、
涼し~い顔で着こなせるよう、水面下で色んな策を練るといたしましょう。
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