土曜日は補正レッスンdayでした。
なんと3レッスンとも!です。
個人レッスンで進めて参りますので、連日レッスンごとに内容が違うのが当たり前だったのですが。
まれにもない偶然に、当日になってから気づき&驚きました。
でも、補正に関しては、皆さま体型に個人差がございますので、
お三方それぞれ少しづつ内容が違って参ります。
ですので、まずは基本的な補正方法をお伝えしたあと、その方にあった補正をご案内。
体型や骨格などによって、補正の必要な箇所や分量は違うのです。
一つだけ共通だったことは。。
お三方とも小柄な身長でいらっしゃった ということ。
150センチ前後の可愛らしい方々でした。
アンティークのお着物のほとんどが着用可能という、キモノ女子としては天賦の体型

羨ましいったらありゃしない!
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さて。トップバッターのOさんは、いつもお持ちくださる紬ではなく、
あえて柔らかもんに挑戦!というミッション(笑)を遂行して頂きました。
基本的にフォーマルの着こなしの際に、補正をすることが必須になってくるので、
今回は教室の小振袖にチャレンジ。
慣れない素材(重い・すべる)に四苦八苦されながらも、
なんとか出来上がりまでこじつけました。(お疲れさまでした!)
そして、仕上がりがこちら。

綺麗です~♪
補正おかげで胸元もふっくら、今まで生じていた着物と体との隙間を埋めることによって、
安定感のある着姿の完成です。
そしてこちら小振袖とお手持ちの襦袢の刺繍半衿が、誂えたようにぴったり!
明るい色目のキモノもとってもお似合いでしたよ。
春に向けて明るめキモノ、是非とも探してみてくださいね。
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Uさんは、補正と前回の角出しの復習。
そして、お召しになられていた紬(タンポポ色で可愛い♪)を着ると、
どうも体がお相撲さんみたいに?!太く見える…というお悩みをポロリ。。
原因は、どうも上前を合わせる位置にあったようです。
今まで上前の端を、体の脇腺に合わされていた模様。
ばりっと厚手の生地なので、上前の幅を広く取ると、
そのままどーんと下半身が立派に見えてしまっていたのですね。
上前の端は、正面から見て、骨盤が隠れる程度に合わせて頂くとバランスよく納まります。
この日は私が着物の裾合わせをして差し上げて、そのままお帰り頂きました。
ベストポジション、つかんで頂けたでしょうか?
この日のUさんの着姿。

半衿は赤の麻の葉模様。帯揚げは紫のチェック(スカーフ)。
ここで紫を合わせるところがツボ



でした。
可愛い~☆☆☆
この後、堺在住のお友達と
諏訪ノ森の『遊』へ遊びに行くとおっしゃっておられました。
お稽古の後キモノ姿でチン電に乗って、古民家の複合施設『遊』でほっこり。
これはツバキ庵からのベストアクセスルートですね♪
(
nonnonさんのいつものルートですよね。)
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Kさんは、初めてキモノでお越しくださいました!

こんなにしっとりしたお姿ですが、チャイムが鳴る前に草履でダッシュしてやってこられる足音が、
しっかり聞こえていましたよ(笑)
縦糸に銀糸が織り込まれた御召キモノに、先日の和ハジメで御求めになられた半幅帯をカルタ結びで。
半衿はクリーム色です。
半幅の茶色とピンクの組み合わせが。。アポロチョコみたいで美味しそう…いえ、可愛かった♪
究極のキモノ体型のKさん。
…と申し上げると、えらく悲しげな表情に。
いえいえ、小柄でなで肩で柳腰。という意味ですよ。
(決して凹凸がないとは言っておりません!)
この着姿も補正なし。です。
でも、やはり柔らかもんの時は、胸元に薄~くと、ウエストにタオルをひと巻き入れて頂いた方が、
更に安定した着姿にはなるかと思います。
衿合わせもウツクシイですよね。
衿はふか~く合わせて、衣紋はぐーーーーっと抜く。
そうすると、こんな仕上がりになる というええ見本です☆
半衿をたくさん見せたい時は、こうしてくださいね。
kさんはレッスンの後、彼氏の車購入に同行されるとのことでした。
いや~、こんなキモノ女子が目の前に座ったら、ついついサービスしてがんがん値引きしてしまいそう☆
あれ?!それが狙い?(笑)
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この日のキモノ。
白半衿シリーズ。結構続いております♪
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