レッスン3本立てのこの日。
まずはハジメテコース初回のYさん。
今までは独学で(本を見ながら)着ておられたらしいのですが、
やはり本の説明だけではわかりづらいところがある ということで、
お申し込みくださいました。
そして第一回目は、季節柄浴衣レッスンから。
仕立て上がりの浴衣(着物全般)は、なぜだか寸法がやたらと大きく仕立てられています。
最近のものは、なんと身丈165㌢もあったりして。
通常、身丈は自分の背丈があれば十分おはしょりが取れるのですが。。
今の女性の平均身長が、そないに高くなっているハズもないやろうに。
156㌢のYさんには、有り余る身丈。
そしてもちろん身幅も、どんだけ~ というくらいたっぷりし過ぎ。
これでキレイに着ようというのん。ほんまに難しいんですよね。
それでもスマートな着姿に見せるには、上前の位置に左右されるのではないでしょうか。
下半身の側面で一番出っ張っているところ。(正面から見て)
体型によって、骨盤であったり、太ももであったり。
そこから上前が出過ぎても、控え過ぎてもよろしくありません。
そうすると、
なんだかおデブちゃんに見えちゃうのです。これはヤですよね。
仕立て上がりの着物の場合、上前の位置をばちっと合わせると、
下前がオニのように(笑)有り余って、処理に困るかと思います。
でも余った分は、体に巻き込まずに左脇から外側に倒してくださいね。
そうでないと、下半身をぐるりと巻き込んでしまって、歩けな~い(>_<)!!
そして、しっかりと下前を左脇で上げておきます。
上前も右の骨盤まで到達した時点で、くいっと上げると。。
きゅっと裾つぼまりの、カッコいいシルエットが出来上がり♪
そしてこの作業中、しっかりとヒップに浴衣(着物)を引っ掛けて、
前に引っ張りながら下前・上前を合わせるように心がけること。
どうしても着終わった時に、おしりのあたりがふがふがする~。
という方は、その辺に気を付けて着付けて頂いたらいいかな と思います。
しかしながら。
やはりどうしたって、文面だけでは伝わらないことって多いやろうな。
今身をもってわかりました!!
あ~、もどかしい(+_+)
続きはツバキ庵で!!そんな気持ちです(笑)
初回はそんなこんなで、じっくり浴衣の着付けをレッスンさせて頂きました。
Yさん、次回は帯結びも致しますよ。ご自宅で浴衣の復習よろしくです~(^_^.)
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