満員の観客で埋め尽くされた尼崎ピッコロシアター大ホール。
この日は
「子どもと楽しむ落語会~ピッコロ寄席へ行こう!~」ちりとてちん人気が多大な影響を及ぼしているのでしょうね~。
吉弥さんが最初に登場されると、皆さんぞわぞわ。(この表現、どやろか?^_^;)
「私が草原兄さんです。」て言わはったら、ワッと沸く沸く。
ドラマを見ていない私。なんだか非国民(笑)のような罪の意識に駆られるったら。。
でも純粋に落語を聴きにきたんだもーん♪と開き直り、拝聴することに。
●桂 吉の丞 「犬の目」
●桂 紅雀 「七度狐」
お囃子のお話
●桂 雀太 「鷺とり」
●桂 吉弥 「ちりとてちん」
吉の丞さん。
一昨年のスイーツ寄席にて初めて噺をお聞きした以来でしたが。
大きな目をぎょっと剥いたり、表情も豊かで子供たちも大ウケ。
紅雀さんは、一度テレビで拝見した時、お上手だなぁ という印象を持っておりました。
鳴り物がふんだんに使われる噺も軽々と演じられて、もっと高座を見てみたい という思いに。
雀太さんの鷺とりも、子供にウケるシーンがたくさん。
この下げはいつもギョッとするのですがね。子供はわかっているのかなぁ。
吉弥さんのちりとてちん。もう、待ってました!!と声が掛からんばかり。
お上手なお話運びに、あっという間に時間は過ぎ去っていく感じ。
合間に「七度狐」で使われたお囃子の説明が入ります。
鳴り物入りの話って、本当にお囃子(下座)の方々とのコンビネーションが大事なんやなぁ と、
落語のライブ感を痛感。
そして、噺家さんご本人が鳴り物を担当しているのに、今更ながら感動。
吉弥さん、笛をぴーひゃら♪吹いてはりました。
中入りには、ロビーに鳴り物の太鼓やら拍子木やらを並べて、実際に鳴らしてみる
という体験コーナーも設けられ、大盛況でした。
この日のキモノ。
子どもと楽しむ という主旨に賛同して、楽しさ120%コーデに。
赤・青・黄 で、賑やかに合わせてみました。

黄色い帯揚げは、あえてたっぷりと出して。ルーズに結んでいます。
遊び感覚でキモノを着る時は、きっちり仕上げすぎない方が◎
帯締めは皮。キモノと帯はウールで、カジュアル度満点。
衿元も衿芯を入れずに。
この方が首にぴったり。そして柔らかい感じに仕上がるので好き☆
衿合わせが崩れにくく大変よろしい。

さて。肝心のうちの息子。これを見てどんな感想をもったか。
四択で答えを迫ったトコロ。
がくーーーーーっっっ と首ををうなだれる答えをヘーキで出してしまい。。
ヤツにはまだ早かったか と、私なりに反省したのでありました。