このタイトルでピン!とくる方、いらっしゃるでしょうか?

1951年大映作品。
監督: 吉村公三郎
脚本: 新藤兼人
主演: 京マチ子
いつもブログをご覧くださっているという
まこきちさんが、
ヲトメ塾長におススメ

こんな映画イベントやってますよ~
と、お知らせくださったのです。
『
煌めく日本映画の女優たち vol.2』

場所はこちら。

阪急宝塚線。高校時代よく利用致しました。。
大地真央サンの雄姿を拝見する為に。。
でも。花道の真ん前のセンターの席で、宝塚っぽいセリフまわしにバカ受け(!)していた、
コアなファンの方々にはとってもシツレイなお客でした。
ダンスの合間に「フッッ!!」とか「ハッッ!!」とか言わはるんもツボでした(笑)
でも大好きだったの

(ほんまかいな。)
話がかなりそれましたが…
そう、このイベント。かつて銀幕に輝いた名画の数々を、映画館にて観ることが出来る。
これは行かねば!と、飛んで行ったというわけです。
祇園を舞台に、ドライな芸者・君蝶と、彼女を取り巻く男たち・母親・妹を描いた作品。
京マチ子さんが粋で仇っぽくて、肉感的な魅力満載。
もちろん着物姿も多く出てくるのですが、どれもモダン!
アバンギャルドな柄行きの御召の着こなしは、溜息もの。
お太鼓も、たれを斜めに仕上げるアレです。
アレ。
難しいのにぃ。。
カッコイイんです

そしてなんといっても、これぞファムファタールたる京マチ子さんの色っぽさ。
生き生きと、自由に…惹きつけられるその動き。
これは着物の着付けにもよるのでは。。とも思ったのでした。
というのも、現在の、首から下はみーんなおんなじ という、筒状に仕上げるあれではなく、
ある程度体の凹凸を生かした着付けなんですよね。
肉感的なボディが、着物を着ていてもわかる。
これは確実に艶っぽく見えます。
それでいて、衿元を大きく開けているわけではないのです。
白い半衿を、きっちりと合わせています。
でも帯揚げなんかはラフ。
ピシッと。なんて全然してない!(笑)
でも、この時代の生きた着付け。好きだなぁ。
体に沿う感じがたまりません。
あ。また長々と熱く語ってしまいました(>_<)
こちら、12日(金)まで開催しております。
全部で12本の映画。どれをご覧になるか選ぶ作業も楽しいかと存じます。
サイトにてじっくりお選びくださいね。
http://www.cinepipia.com/2008joyu.htm
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