お正月キモノに向けてレッスン中のSさん。
この日はお太鼓までの復習。
ご自宅で何度も練習してくださっているとのことで、
なるほど、ご質問がたくさん。
(着れば着るほど疑問点が増えていく。
それは今まで見えていなかったことが見えてくるから。
進化を遂げる大切な過程であります。)襦袢の衿元が着付けているうちに崩れてしまう。。
これは手ぬぐいを細長く四つ折りにして、V字に胸元に充てることで解消。
薄手のタオルで補正をするところを軽めに補正。
これ、柔らか物や薄物を着る時に、私がよく使う手です。
つまり、キモノが収まりやすいハト胸に、すこぉしばかり体型を近づけるのですね。
すると最後まで着崩れにくくなりました。
裾合わせは、上前を引き上げすぎない。
裾つぼまり~
と、意気込んでキューっと上げてしまうと、裾が風になびいたようになって、
美しいシルエットに見えません。
襦袢の衿元。白半衿の場合はきりっと細目に出しましょう。
色柄半衿は少し広めで華やかさを。
名古屋帯も、しっかり手順を覚えてくださっていました。
素晴らしい!!
実はSさん、12月半ば過ぎにご主人と京都に出かける際に、お着物で。。
との思惑がおありとこの日に伺いました。。
それならば…
次回はお着物でお越しください。と、こちらから課題を出させて頂きました。
これまでの4回のレッスンは、お洋服で自転車に乗ってお見えだったのですが、
ここで実際キモノでお見え頂くことによって、スキルアップを目指します。
初めてキモノで出掛けた日
きっと誰もがドキドキ冷や冷やされたかと思います。
着付けるまでにぐったり。
出掛けたら人目が気になる。
でもまずはこれを体験しないと、キモノを楽しむ日々は遠ざかっていくばかりです。
とりあえず必要なアイテムを身に纏ってお越しくだされば、
なんとかなります!
お帰りはレッスン後ですので、私がチェック致します!
半ば脅迫めいた(笑)説得をさせて頂きながら、次回レッスンの日程を決定。
いよいよキモノのハジメの一歩。
背中をどぉーーーーーーーん!!!と押して差し上げますよ☆
*レッスン中も熱く語り過ぎ!
着姿を撮らせて頂くの。。忘れました(>_<)
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